目次

  • PBRとは?
  • 株が割安だと何がいいの?
  • なぜPBRが低いのか? その理由を考える。
  • PBRの活用法~同業他社と比較するべし~
  • PBRの活用法~ビジネスモデルで比較するべし~
  • まとめ

PBRとは? 

さてと、本でも読もうか。
TaKoKi
ねーねー。PBRってなに?
TaKa
そんなことも知らずに株をやってたのか。あきれたな。
株は勘で買う派なので(ドヤッ!)
なんでドヤってるのかわからんが、まあいい。解説してやろう。
よろしくお願いしやす!
まずは定義から。

PBRとは、『株価純資産倍率』のことであり、次の式で求められる。

PBR=『株価』÷『BPS(1株あたりの純資産)』

ちなみに、BPS(1株あたりの純資産)は次の式で求められる。

BPS=『自己資本』÷『発行済み株式総数-自社株』

純資産というのは自己資本ともいわれるんだけど、つまりは返さなくていい自分たちの完全な資産のことをいうんだ。
ほえ~
つまり、PBRというのは、会社が持っている純資産と比べて、株価が割高なのか割安なのかを判断するときに、参考になるものなんだ。
なるほど!
一般的にPBRが1倍以下になると、その株は割安だといわれる。
う~ん? PBRが1倍以下になると割安なのはわかったけど、割安だと何がいいの? 割安って、どういうこと?
じゃあ、説明しよう。

株が割安だと何がいいの?

じゃあ、会社が解散した時のことを考えてみようか。
うぎゃ~! せっかく買った株が、ただの紙くずに……(涙
そうだな。会社が解散したらお金は返ってこない。そう思うだろう。でも、仮に会社に資産があった場合はどうだろうか?
え? 解散したのに資産があるの? じゃあ、お金返してほちい。
株式会社っていうのは、基本的に株主のものだから、負債の返済などをして、それでも資産がある場合、株主に資産を分配しないといけないんだ。
じゃあ、返ってくるのね!
純資産がたくさんあればね。そして、それを評価する一つの指標が、PBRなんだ。たとえばPBRが0.5の会社は、株価よりも高い資産を持っているから、解散した時の弁済能力が高いと評価できる。
おお、頼もしい!
場合によっては解散してくれた方が儲けられることもあるんだ。
え! そうなの!
そうなんだよ。
じゃあ、PBRが1倍以下の割安株を買うしかないね!
そんなに短絡的な考えでいいのかな?

なぜPBRが低いのか? その理由を考える。

なぜPBRが1倍以下になっているのか? その理由、わかるか?
わ、わかりましぇん。
PBRの式を思い出してみろ。PBRは、純資産が高いと低くなる。でも、それだけじゃない。株価が低くても、PBRは低くなるんだ。
株価が低くても、PBRは低くなる(秘技、オウム返し!)
株価っていうのは、つまりは『市場の期待』なんだ。将来成長するという期待があるから株価は上がるんだ。
え? じゃあ、株価が低いということは……。
将来性がない、と評価されている可能性があるということだな。
なるほど。いくら割安でも将来性がない株を買うのは良くないか。
ただ、あくまでも株価が低い理由によるけどね。たとえば、特に理由もなく、ただ相場全体が下がっているから、それにつられて株価が下がっていることもある。
ふむふむ。
特に理由もなく株価が下がっていて、それが原因でPBRも低くなっていて、結果的に割安になっているのなら、買ってもいいんじゃないかな。
相場が戻れば、株価も元の水準に戻る可能性が高いからね。
なるほど。
逆に、明確に理由があって下がっている場合は、たとえPBRが低くて割安でも、買うのはやめた方がいいかもしれないね。
ふむふむ。
PBRを活用するためには、なぜPBRが今の値になっているのか? その理由をしっかりと調べる必要があるということだ。
勉強になります!

PBRの活用法~同業他社と比較するべし~

PBRを活用する上で、もう一つ大切なことがある。
なんすか?
PBRを活用するためには、同業他社のPBRと比較することが重要なんだ。
PBRを比較するんすか? え、自分が気になる会社のPBRだけ見ればいいんじゃないんすか? 他の会社のPBRが低かろうが高かろうが、関係なくね?
それが関係大ありなんだよ。たとえば、銀行業界とIT業界で考えてみよう。
はい!(返事だけは良いタイプの人間)
まず、それぞれの業界のざっくりとしたイメージを考えてみよう。
銀行は資産をたくさん持っていることが多い。土地や現金を多く持っているからね。
一方で、IT企業は純資産を持っていないことが多い。土地や建物を持たずにパソコンだけでビジネスをやっている場合が多いんだ。
これはあくまでも、業界全体のざっくりとしたイメージね。
はい!
でだ、IT企業は純資産をあまり持っていないから、PBRはあがる傾向にあるんだ。つまり、割高になりやすい。
ふむふむ。
一方で、銀行は純資産をたくさんもっているから、PBRは低くなる傾向にある。つまり、割安になりやすい。
ほうほう(もはやただの相づちマシーン)。
それで、『特定のIT株』と『特定の銀行株』を比較したとしよう。
その場合、割高のIT株は買うのをやめて、割安の銀行株を買えば良いのかというと、それはあまりにも短絡的すぎといえるだろう。
だって、業種ごとにPBRの平均は違うのだから。
そっか。自分が注目している会社のPBRだけだと、業界全体の傾向がわからないんだね。
そうだ。PBRを活用する上で重要なのは、同業他社と比べて、PBRが低いかどうか、ということなんだ。
まったく違う業種と比べても意味はないし、他社と比較しなければ、本当に割安かどうかは見抜けないんだ。
PBRが低く見えても、それは業種全体のPBRが低いだけなのかもしれない。
もしかしたら、同じ業種の中では割高な方なのかもしれないもんね。
その通り。
自分が注目している株があったら、その会社の同業他社のPBRと比較して、割安か割高かを判断するべきなんだ。

PBRの活用法~ビジネスモデルで比較するべし~

さらにいえば、同業他社の中でも、同じようなビジネスモデルの会社とPBRを比較するようにした方が良いんだ。
びじねすもでる?
そう。ビジネスモデル。近いビジネスモデルの同業他社と比較した方が、より正確に割安かどうか判断できるんだ。同じ業種でも、実際にやっていることはまったく違ったりするからね。
やっていることがまったく違う会社とPBRを比較しても、あまり意味はないんだ。
べ、べべん、べんきょうになります!
PBRの業種平均だけを見ても、惑わされるだけだ。
惑わされないためにも、ビジネスモデルの近い他社と比較するようにしよう。

まとめ

なんだか、PBRと仲良くなれた気がしやす。
それは良かった。それじゃ、PBRのポイントをまとめてみよう。
へい。まず、PBRは株価が割安かどうかを判断するときの指標になります。
ただ、PBRが低いから割安と、短絡的に考えてはいけません。
なぜ、PBRが低くなっているのか、その理由を考える必要があります。
また、PBRは同業他社と比較することで、より正確に割安かどうか判断することができます。
まったく違う業種と比べてもあまり意味はありません。
さらに、同業他社の中でも、似たようなビジネスモデルの会社と比較することが重要になります。
うん。だいたい理解できたようだね。
あざす!

記事一覧へ移る



YouTubeもやってます!

もしも、もっと詳しく知りたいという人がいたら、YouTubeに動画をあげているので、それを見て欲しい。
TaKa&TaKoKi というチャンネルも開設しているので、チャンネル登録よろしくね!
おすすめの記事